2019/06/16 13:34

2018年は3回も鳥取県 日野町(ひのちょう)を訪れた。

「なんでだろう?」

2018年7月ぐらいだったと思う。K氏から1通のメール。「日野町魅力化プロジェクト   田舎にホームステイ   宿泊費無料   交通費半額補助   興味ありませんか?※残席1名のみ」こんな内容だった。「鳥取には行ったことないし、行ってみるか!→行きます!」と3分後にはお返事した。すぐ意思決定して行動に移した(スグヤル)ことが良くも悪くも僕の2018年をガラリと変えた。実は、メールをくれたK氏は青学の非常勤講師で、僕は前期の授業を取っていた5人の内の1人だった。もし僕がメールの返事を明日にでも伸ばそうものなら、結果的にこのチャンスは掴めなかったと思う。

日野町魅了化プロジェクトは、2泊3日 田舎にホームステイしながらビジネスプランを考えるという地方創生プロジェクト。出発当日は羽田に集合した。色んな大学(横浜国立大学、フェリス女学院、東京富士大など)の学生がいて、ワクワク。国内線も高校の修学旅行で九州に行った以来で、ワクワク。自信満々にパスポートを持っていったが、使うことは全くなかった(恥)

着いた空港は、「米子鬼太郎空港」。そう、あのゲゲゲの鬼太郎だ。鳥取には空港が2つ、西には米子鬼太郎空港・東にはコナン空港(名探偵コナン)があるそう。そいえば、この前、外国人が行くべき日本の観光地で第1位を取っていて膝から崩れ落ちた。鳥取はポテンシャルがとても高いのだなと思った。

この訪問では、ビジネスプランを考えるために、様々な人のところ(農業、宿泊等)に行きフィールドワークを行った。質問を通じてアイデアをブラッシュアップ。観光もした。日野町は「金持神社(かもちじんじゃ)」が有名で、ここに来るとお金持ちになれるということから、年に17万人も人が来る化け物神社だ。

2016年8月~2017年1月にマレーシア🇲🇾に留学して起業家にフィールドワークをした経験が少し活きたと思う。
以下Facebookの投稿

グループのメンバーが東京富士大学の1年生O氏♂️と横浜国立大学院2年生のS氏♀️
男の子は今までプレゼンの資料を作ったことがなく、女の子は中国からの留学生だったので資料作成は難しかった。僕はリーダーシップを発動させた。環境がそうさせのだと思う。

発表当日は色んなテレビ局がきてくれた。NHK、中海テレビ、日野チャンネル。

ここで僕は良くも悪くも僕の2018年をガラリと変えた。発表の時に、「僕が来月から実際にこのビジネスプランを実行します!」と言ってしまった。「言ったからにはやらざるをえない環境」を自分で創り出した。「なんでそんなこと言ったんだろう?」実は、僕はなにかイベントがあると、その前に本を読むようにしている。その本のなかで「ここに100人の人がいたら、行動に移す人はたったの10人、成功する人は1人」と書いてあった。素直に、僕はその1人になりたいなと思った。だから言った。シンプルだ。
プレゼンの後は質疑応答の時間。僕たちのグループへの質問が一番多かった。「質問は興味の裏返し」なかなか厳しい質問もあったけど、丁寧に回答した。そこで2回・3回も質問してきたU氏はちょっと気難しい人だなと正直思った。ホームステイでお世話になった優しいおばあちゃんが、議長や町長などみんなのいる前で「まだあきらめちゃいかんよ、まだやれるよ」と涙ながらに勇気を振り絞って語った。今年一番泣いた。これが使命感というものなのかな。